お知らせ

2019年度(第53次)研究助成対象者、決定のお知らせ

2019.04.11
研究助成
2019年度(第53次)助成対象者を、2月26日(火)の選考委員会を経て3月25日(月)に開催された理事会において別表のとおり決定しました。
本事業は、大学に所属する常勤研究者および博士後期課程在籍者を対象に“広告・広報・メディアを中心とするマーケティング及びコミュニケーション”分野の研究を公募し、優れた研究を支援するものです。
今年度は、応募総数36件(常勤研究者26件、大学院生10件)の中から11件(常勤研究者6件、大学院生5件)が選ばれました。このうち、2年間に渡る継続研究は6件(常勤研究者5件、大学院生1件)で、指定課題は8件(常勤研究者5件、大学院生3件)です。
なお、2019年度助成金額は昨年度からの継続研究分(4件)を含め、約22,724千円となります。

常勤研究者の部
●武部 貴則(横浜市立大学医学部 教授)他2名
『コミュニケーション・デザインを活用した院内体験価値向上戦略』

●川村 洋次(近畿大学経営学部 教授)
『消費者の関与を獲得する広告技法の分析』【継続研究】

●佐々木 裕一(東京経済大学コミュニケーション学部 教授)
『社会的空間を分析視点に据えたモバイル動画視聴の利用および効用実態の把握~5G導入も視野に入れて~』【継続研究】

●井上 由里子(一橋大学大学院法学研究科 教授)他11名
『商標訴訟の証拠としての消費者アンケートの設計手法の研究~マーケティング研究と法学の融合によるアプローチ~』【継続研究】

●杉谷 陽子(上智大学経済学部 准教授)他2名
『広告への好意度の国際比較研究~ズームイン/ズームアウト型認知と広告表現~』【継続研究】

●新藤 浩伸 (東京大学大学院教育学研究科 准教授)
『1960 年代以降の日本におけるメディア・イベント及びその空間の機能に関する研究』【継続研究】


大学院生の部
●馮 昕(慶應義塾大学大学院商学研究科 後期博士課程)
『消費者クチコミ発話プロセスの解明~情報獲得方法の影響に注目をした実証研究~』

●林 釗(広島大学大学院社会科学研究科 博士後期課程)
『Pay What You Want方式が価値共創への参加意欲に与える影響
~顧客の自己効力感を媒介として~』

●松井 彩子(一橋大学大学院経営管理研究科 博士後期課程)
『非発言者に着目したSNS上のブランドコミュニケーションメカニズムと対人影響の変化』

●福光 直美(広島大学大学院社会科学研究科 博士後期課程)
『避難情報受信者の当事者性を高めるリスク・コミュニケーション~自治体への信頼と情報伝達行為を中心に~』

●多田 伶(大阪大学大学院経済学研究科 博士後期課程)
『情報過多時代に求められるコミュニケーション戦略~消費者への最適な接近方法とは~』【継続研究】