Vol.85

AIを活かす

生成AIの急速な進化により、世界中の人々がAIの存在を身近に感じている。多くの仕事がAIに奪われるという危機感が高まる一方、教育・研究・産業分野において、AIの活用で可能性を広げようとする新たな試みも始まっている。今後のAIの普及が社会にもたらす影響は計り知れないだろう。
今号では、各分野でAIを積極的に導入している方々に話をうかがい、様々なヒントを頂いた。
これから迎える“AIの時代”こそ、人間主体でより良き社会の実現を目指すことを忘れてはならないのだ。

PDFで見る 掲載記事・写真等の無断転載はご遠慮ください

特集

心を感じるロボットをみんなでつくる
大澤 正彦
日本大学文理学部情報科学科准教授
アクティブラーニングを絶やさない—学びの質を上げるAI
吉田 塁
東京大学大学院工学系研究科准教授
AIとの幸せな共存社会を描く
太田 裕朗
早稲田大学ベンチャーズ株式会社代表取締役
AIを活用し、安心できる街に
村上 建治郎
株式会社Spectee 代表取締役CEO
AIがつなぐ専門家と人々
田上 嘉一
弁護士ドットコム株式会社 取締役・弁護士
大規模言語モデルが学ぶ「言語」を生む 人間の意味生成の理解に向けて
谷口 忠大
立命館大学情報理工学部教授
「AI教師」の誕生! そのとき、教育現場は?
渡部 信一
教育学者/東北大学名誉教授

消費パラダイムシフトの現場 第48回

地主のつとめに目覚め、新しいコミュニティを築く
竹之内 祥子

「食」を変えていく新視点 第9回

水素調理を体験してみた
柴田 香織

2022年度助成研究サマリー紹介②

関谷 直也 KIM Nahyun 高田 紘佑

Museum Report

企画展紹介

Information

第41回理事会、第14回評議員会・第42回臨時理事会を開催 ほか