Vol.65 AUTUMN 2018

グローバルな価値共有
コミュニケーションで技術をつなぐ

目まぐるしい変化に対応し、世界で勝つことを目的とした取り組みは、あらゆる業界で共通して求められる。かつての日本の製造業を中心とする産業界は、「トータル・クオリティ・コントロール」で世界をリードしてきた。しかし現在は、価値提供に向けて新しい闘い方を身につけていく時代である。そこには、問題解決型から、新価値発見型へのシフトなど、グローバル市場を見据えた発想の転換が必要だ。本特集号では、それらの転換に欠かせないコミュニケーションについて考えをめぐらすヒントを提示する。

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特集

対談 日本を再生する「価値共有のコミュニケーション」
阿久津 聡
一橋大学大学院経営管理研究科教授
古田 貴之
千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長/学校法人千葉工業大学常任理事
プラットフォームビジネスにおける競争優位の決定構造 IoT時代に従来の日本企業が進むべき道とは?
丹沢 安治
中央大学専門職大学院(ビジネススクール)教授
機会=Opportunity発見で、イノベーションを生み出す
岩嵜 博論
博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局部長/ストラテジックプラニングディレクター
日本企業の強みを生かすグローバル・マーケティング 世界市場でプレゼンスを獲得するために
古川 裕康
日本大学経済学部専任講師
ユーザーイノベーションを前提とした製品開発 コミュニティとネットワークの分解
本條 晴一郎
静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列准教授

連載〈消費パラダイムシフトの現場〉 第32回

直接体験でファンを広げる
竹之内 祥子

連載〈PR誌百花繚乱〉 第14回

丸善出版株式会社「學鐙」1911年
岡田 芳郎

広告コミュニケーションのデジタルシフトを、
  あらゆる観点から理解するために

デジタルシフト研究委員会 準備委員会 「デジタルシフト“セッション10”」活動報告
藤崎 実
「デジタルシフト“セッション10”」実行委員/東京工科大学メディア学部専任講師

世界にインパクトを与える研究とは?

2018 Global Marketing Conferenceに参加して
河塚 悠
慶應義塾大学大学院後期博士課程

平成29年度助成研究サマリー紹介(2)

星野 崇宏/山中 寛子

アドミュージアム東京 NEWS

クリエイティブ・キッチン発① 人とアイデアに出会う場所―発信するミュージアムへ

財団インフォメーション

第23回定時理事会、第9回定時評議員会を開催 ほか