お知らせ

2020年度(第54次)研究助成対象者、決定のお知らせ

2020.04.07
研究助成
2020年度(第54次)助成対象者を、2月の選考委員会を経て3月の理事会において別表のとおり決定しました。
本事業は、大学に所属する常勤研究者および博士後期課程在籍者を対象に“広告・広報・メディアを中心とするマーケティング及びコミュニケーション”分野の研究を公募し、優れた研究を支援するものです。
今年度は、応募総数32件(常勤研究者20件、大学院生12件)の中から11件(常勤研究者6件、大学院生5件)が選ばれました。このうち、2年間に渡る継続研究は4件(常勤研究者4件、大学院生0件)で、指定課題は7件(常勤研究者6件、大学院生1件)です。
なお、2020年度助成金額は昨年度からの継続研究分(6件)を含め、約25,363千円となります。

常勤研究者の部
●圓丸 哲麻(大阪市立大学経営学研究科 准教授)
『消費者基点の「百貨店らしい」広告表現のあり方
~大型小売業における百貨店の同質性と競争優位性の源泉を求めて~』【指定研究①】

●狩野 芳伸(静岡大学学術院情報学部行動情報学科 准教授)他1名
『メタファーの自動生成による意味的な重ね合わせのあるキャッチコピー生成器の構築』
【指定研究②】

●鶴見 裕之(横浜国立大学国際社会科学研究院 准教授)他2名
『消費者のモビリティに与えるモバイルアプリ・コミュニケーションの影響分析』
【継続研究】【指定研究①】

●久保 貞也(摂南大学経営学部経営情報学科 准教授)
『デジタルサイネージによる広告効果の実証方法の開発』【継続研究】【指定研究②】

●水野 誠(明治大学商学部 教授)他1名
『消費者間コミュニケーション構造に関する計算社会科学的研究』
【継続研究】【指定研究②】

●渡部 諭(秋田県立大学総合科学教育研究センター 教授)
『デジタルナッジが高齢者の選択行動に与える効果に関するパラデータ分析による検討』
【継続研究】【指定研究②】


大学院生の部
●青木 哲也(一橋大学大学院経営管理研究科 博士後期課程)
『企業タイアップ型動画コンテンツとプラットフォーム内広告の相互作用』
【指定研究①】

●礒山 麻衣(東京大学大学院学際情報学府 博士後期課程)
『冷戦期日本の学生に対する米国アジア財団の広報外交』

●片倉 葵(首都大学東京大学院システムデザイン研究科 博士後期課程)
『大正期の図案における商品パッケージの広告的機能についての研究』

●堀 遼太郎(明治学院大学大学院心理学研究科 博士後期課程)
『広告における上司・部下のジェンダーと消費者の商品評価と購買意図に及ぼす影響』

●劉 玉テイ["女"偏に"亭"](早稲田大学大学院商学研究科 博士後期課程)
『字幕付き動画広告に対する消費者の知覚~視聴環境の違いに注目して~』


指定課題
①消費者との効果的なコミュニケーションを行う方法に関する研究
②広告・コミュニケーション研究やマーケティング研究の新たな方法論の開発につながる他領域における関連研究
③企業・組織のグローバル展開におけるコミュニケーション研究やマーケティング研究