Vol.77

仕事と社会のトランスフォーメーション
─働く個人

「ウィズコロナ」に向けた新たな社会への模索が続いており、ビジネスにも次々と変革が起きている。その中で注目すべき動きの一つが、組織と個人の双方のハピネスを求めようとする姿勢だ。「仕事と社会のトランスフォーメーション」の後編となる今号は、働く主体である個人をクローズアップ。変化の激しい現代社会において、個人は何を目指し、チームや組織との関わりの中で、どう実践すればより良い環境をつくっていけるのか―。コミュニケーション視点からアプローチを試みる。

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特集

宇宙一困難な仕事に挑む
岡田 光信
アストロスケール創業者兼CEO
CX(=キャリアトランスフォーメーション)で切り拓く これからのキャリア戦略
田中 研之輔
法政大学キャリアデザイン学部教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事
会社を辞められない日本で幸せに働く─我慢よ、さようなら
中村 天江
リクルートワークス研究所主任研究員
新型コロナで加速する働き方の多様化
小方 尚子
日本総合研究所調査部マクロ経済研究センター主任研究員
研究者・教員のハピネスが社会を変える
小島 武仁
東京大学マーケットデザインセンター所長/東京大学大学院経済学研究科教授
人材交流がもたらす、組織と個人の意識改革
原田 未来
(株)ローンディール代表取締役社長
互いに尊重し合える仕組みづくり
大山 りか
(株)ON BOARD代表取締役

連載〈消費パラダイムシフトの現場〉 第40回

シェア空間を利用したいのは誰なのか 後編 シェア空間と人との関係 
竹之内 祥子

「食」を変えていく新視点 第2回

食と移住
柴田 香織

特別寄稿

サステナビリティへの流れを“利用する”ススメ―自社の新たな強さにつなげるために
梅津 弓子
(株)電通 Team SDGsシニアCSR/CSVプランナー

Consumer Survey

COVID-19の影響―時系列での人の買い物意識変化から見えてくること 
清水 聰
慶應義塾大学商学部教授

Museum Report

企画展紹介

2020 年度助成研究サマリー紹介②

井上 由里子, 青木 哲也

財団インフォメーション

第34回理事会、第12回評議員会を開催 ほか