
Vol.96
心満たされる自分と社会 ─ウェルビーイングの視点
近年、耳にすることが多い「ウェルビーイング」という海外発祥の言葉は、日本では、「心身の健康と幸福」と訳される場合が多い。しかしフランスをはじめとするヨーロッパの国々では、「自然」や「人」、「社会」「経済」といった多角的な関係性として捉えられていることが多い。(注)
今回の特集では、ウェルビーイングを個人と社会の双方において「より良い状態であること」という広義の意味で捉え、実践において、主に「科学的分析」と「専門分野」の2つの視点で構成した。これらの考察と手法が、それぞれのウェルビーイングを見つける上での気付きとなることを願う。
(注) 「経済成果と社会進歩の測定に関する委員会報告書(通称:スティグリッツ報告書)」2009年など。
PDFで見る 掲載記事・写真等の無断転載はご遠慮ください
特集
体感化・可視化から始まる、「わたしたち」のウェルビーイング
渡邊 淳司
NTT 株式会社コミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員
文化心理学が照らす、日本社会の“ 幸せ”のかたち
内田 由紀子
京都大学人と社会の未来研究院院長
「仕事の質」を可視化し、公正な未来を拓く
鈴木 恭子
中央大学文学部・大学院文学研究科社会学専攻准教授
幸福を測り、社会課題の解決へつなぐ
鶴見 哲也
南山大学総合政策学部総合政策学科教授
建築で、未来の“あたりまえ”をつくる
手塚 貴晴
建築家、手塚建築研究所代表
手塚 由比
建築家、手塚建築研究所代表
見えないものへのまなざし─能に学ぶ日本人の心性
安田 登
能楽師
「健康的な消費」と“ものづくり”という祝福について
マール・コウサカ
デザイナー、株式会社 foufou 代表取締役
Museum Report
企画展紹介
Information
2026年度研究助成対象者決まる






